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2007年5月15日 (火)

スペクトルデータについて(1)

スペクトルデータについていくらか説明します。

太陽

特に説明することもないのですが、実際には、太陽に直接向けているわけではなく、北側の青空に向けて光を取り入れています。かすかですが、フラウンホーファー線が見えると思います。

蛍光灯

私の部屋の蛍光灯です。輝線がいくらか見えていると思います。ところで、Wikipediaによると、水銀のスペクトル(蛍光灯の中には水銀蒸気が入っているはず)の波長は、「404.7, 435.8, 546.1, 577.0, 579.1nm」ということになっています。大体近いのですが、特に短波長側では短いほうにずれています。これは、メモリの誤差というよりも、直視分光器の構造上、短波長側を見るために視線をずらすと、スペクトル本来の位置からずれるという性質のためのようです。

輝線以外にも帯スペクトルが見えていますが、おそらく蛍光灯の演色性を改善するための蛍光体のものと思います。

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