おもちゃ箱の隅つつき(8)
さて、プログラムやデータとは直接関係ないのですが、点群やその表現について少し書いてみます。
Webページの分子軌道や振動のところでA1とかT2とかいう記号が出てきて、これはいったいなんだろうと思った方もいるでしょう。これらは分子の属する点群の表現を表す記号で、個々の分子軌道や基準振動はそのどれかの表現に属します。
この辺のことは、大学で量子化学を勉強すればある程度出てくると思います。もっとも、私も講義は聴いたのですが、ちゃんと勉強しなかったので、ずっとよくわからないままでした。(^^;;;
ところが、「実践量子化学入門」に付属するWinMOPAC BB版を使って分子軌道を表示させると、軌道ごとに1t2とか2a1とかいう記号が出てきます。ここで、はて、これは何だ、ということになりました。
というわけで、対象性や点群、表現や指標について勉強しなおしました。ちなみに、AやBは1次元表現、Eは2次元表現で、T (GAMESSの出力ファイル内ではF)は3次元表現です。
ついでながら、Ihにはなぜか4次元表現のGとか5次元表現のHとかがあります。3次元空間内の分子なのに4次元、5次元とはこれいかに、という感じですが、これはむしろ置換群の表現と関連しており、空間としての4次元や5次元と直接関係しているわけではないようです。
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コメント
初めましてm(__)m
佐藤氏のサイトのBBSからやってきましてた。私も大学で量子化学を一応ならったものですが、やはりチンプンカンプンで理解出来ずじまいでここまで来てしまっていました。
こちらのサイトは見ているだけでも、楽しくもっとこういうサイトを早く知っていれば量子化学嫌いも直せたのかもと少々惜しいことをしてしまったなという気持ちです。
これからも、閲覧させていただきます。ヨロシクお願いします。
投稿 tetsuo | 2006年4月 3日 (月) 14時19分